| >入居後編>近隣挨拶ってするの? ドライな住人 |
|---|
「引越しの挨拶は向こう三軒両隣」と聞いたことはありませんか? 引越した先の近隣住人に「今度越してきた○○です。よろしくお願いします」と昔は蕎麦を手土産に挨拶をして周ったそうです。 なぜ蕎麦だったのか、その理由はちゃんとあるんです。 蕎麦は長くて切りにくいことから「永くおそばでお付き合いしたいです」という意味が含まれていました。そういう洒落のきく時代だったんですね。 しかしそれが良いか良くないかはべつにして、昨今は挨拶をしない風潮が強まっているようです。 特に一家で引越してきたわけじゃない賃貸単身者の場合、「ずっとここで暮らすわけじゃないし」なんて気持ちがあるものですから「べつに近所づきあいはいらないかな」と思うのも無理はありません。 どちらかというと郊外より、多くの人口が集中する都市部ほどそういう傾向がみられます。 いうならみんな「よそ者」なわけで、無数にある物件のうちたまたま同じアパートを借りているだけ。できればだれにも関わりたくないし、放っておいて欲しい・・・。そんな心の声が聞こえてきそうです。 早乙女が案内したお部屋を借りてくれたあるお客さんと先日久しぶりに会う機会があって、ちょっとした世間話をしたのですが「引越してすぐに挨拶にいったんだけれどドアを開けてくれなかったり、居留守を使われることが多かった」といっていました。 これは、引越しの挨拶を装ってドアを開けさせ金品を奪うという物騒な犯罪事件が多発していたことも関係あるかもしれませんね。 もし近隣挨拶をするのなら女性の場合自ら危険を招く可能性も捨てきれません。早乙女のいる会社では、女性一人で暮らす予定のお客さんに「挨拶はしたほうがいいの?」と尋ねられたときは積極的にすすめないことにしています。 もちろんしたいひとはしていいのですが、決して強制的なものではありませんよ、という意味です。 同じアパートに古くから住んでいるのが偉いわけではないですし、きちんと契約し家賃を払って住むのですから、新参者だからといって萎縮する必要はないんです。 ただ最初に挨拶をしておくことによって相手の心象が良くなることは多いです。でもこれはあくまで一般論であって必ずしもあなたのケースにあてはまるものでもありません。 以前、早乙女と一緒に働いた元同僚は、いまも男の一人暮らしですが、「積極的に引越しの挨拶はしないけど、すれちがったりした時は会釈くらいするようにしているよ」と言っていました。 変に力まないで自然体でいるところがいいですね(笑) こういうひとも普通にいるということです。 前へ メニュー →続き |