実践!一人暮らし
あたる生活
>お部屋編>都市ガスとプロパンガス

間違えるとキケンです



皆さんは気に入った物件が都市ガスだとかプロパンガス(LPG)だとか興味はありますか?
住宅の購入時なら当然関心も持つと思いますが、賃貸を探しているお客さんはそんなことはほとんど気にしていません。

物件の説明をしていても「え? ガスに種類があるの?」と不思議そうな顔をされるお客さんはたくさんいます。
早乙女も初めて一人暮らししたときは、やはりそんなことにはまったく興味がありませんでした。


目的のアパートや借家の外側に大きなボンベがあったら間違いなくそこはプロパンガスを使用しています。
プロパンガスとは都市ガスと比べて比重が重く、ガス洩れしたときなどは都市ガスが天井に向かうのと反対に床のほうに流れていく性質をもっています。

また一般的に都市ガスより料金が高い傾向があり、地域や業者によって本当にさまざまですが、金額的にだいたい1割〜2倍くらいの違いがあるようです。
ただ火力はプロパンのほうが圧倒していて、レストランなどは都市ガスが使えるエリアでもわざわざプロパンを使用するくらいです。
たとえばチャーハンなんかは強火で炒めたほうが絶対においしいですよね。


全国にプロパンガス業者は2万社以上あり、値引きやサービス競争も熾烈です。ただ賃貸の場合すでに大家さんが決めた業者と契約していますから、入居者がかってに変えることはできません。
プロパンガスの開栓時には一万円程度の保証金がかかりますが、いずれ退室するときにちゃんと返してくれるお金です。

開栓する時は都市ガスもプロパンも必ず部屋での立会いが必要です。自分がどうしても行けないときは家族や不動産屋に代わりに行ってもらってもだいじょうぶです。


さてここで注意したいのがガスコンロなどのガス器具です。
基本的に都市ガスは都市ガス器具、プロパンはプロパン器具しか使えません。合わないものを取り付けてたまたま作動しても、とても危険ですから絶対にやめてください。特にプロパンガスは洩れたりしたら下に溜まりますから笑えません。寝転がるのも命がけになるのです。

プロパン器具は業者を選ばず全国で使用ができますが、都市ガス器具の場合地域によって13A、12A、6A,5C・・・などと7種類(平成5年3月以前は13種類)あり、引越し先が都市ガスを使えるエリアであったとしても、現在使用している都市ガス用器具から買い替える必要がある場合もあります。都市ガス用器具にはラベルが貼ってあり、そこに必ず使用できる種類が記されていますから確認しましょう。
ここは都市ガスがプロパンガスより料金的に優れていると一概に言えない点ですね。


初めて親元を離れて一人暮らしをするため、お父さんと一緒に地元の電器店などで売られていた6A用のガスコンロの買い物をしたものの、引越し先の地域は13Aだった! なんてことにならないようにくれぐれも気をつけましょう。 よくある話です。


都市ガスの種類はお部屋を決めた不動産業者かその街の役場で尋ねれば教えてくれます。そこでわからなくても「こちらで訊いてください」と管轄都市ガス会社の電話番号まで誘導してくれるはずです。
早乙女は知らない街に越すなどのとき、とりあえずなんでもわからないことは役場に電話をかけて質問することにしています。的外れなことであっても「○○で訊いてみてください〜」などとヒントくらいは得られますから、「この質問、どこで尋ねればいいんだろう?」と困っているひとは試してみるといいかもしれません(笑)


余談ですが東京23区内の都市ガスは、すべて東京ガスで13Aです。

また、かの阪神大震災のあと、水道、電話、都市ガスより先に復旧したのがプロパンガスなのだそうです。
災害につよいのは大きなメリットですね。明日が平和かなんてだれにもわかりませんものね。


全国的に見てもまだまだ都市ガス一辺倒の地域はほとんどありませんし、両ガスの割合は拮抗している状態ですから、こうした知識を持っておくときっと役に立つと思います。



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