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>お部屋編>角部屋ってお得?

角部屋で泣く



物件資料などで角部屋はセールスポイントとして記載されています。角部屋とは文字通り廊下の両端や、コの字型などの屈折した建物の角にあるお部屋のことです。

角部屋は隣り合っている部屋がすくなく比較的騒音に関して逃れやすい環境にあるということ、中の部屋より窓の数が多くて明るい、窓を開ければ風も通りやすいなどの理由で借り手がつきやすいのです。
そのため、一般的にその他のお部屋より割高な傾向にあるようです。


しかしそういった好イメージのせいで住んでみて初めて気がつく失敗もあるんです。何度か引越しを経験している早乙女も以前それで泣いたことがありました;


早乙女の借りた問題の部屋は2階の階段側の角部屋でした。 「2階の角部屋、陽あたり良好!」の文句に小躍りして借りた部屋です。
しかしいざ住んでみたところ自分のあまりの浅はかさに愕然としてしまいました。
一番階段側の部屋ということは、当然2階に暮らしている住人のすべてが階段を利用し、自分の部屋の前の通路を通っていくということですよね? これがずいぶん賑やかだったんです。

しかもその友人や家族が遊びにきたりすると歩きながらの笑い声やおしゃべりも聞こえてきます。とくに深夜、遊んで帰ってきた酔っぱらいの遠慮のない足音と振動には悩まされました。千鳥足が階段でつまずくこともありますからおちおち寝ていられないこともありました。

さらに集合住宅には新聞の勧誘員や怪しげな物販営業員といった部外者の出入りも頻繁に行われます。 かれらは基本的に数をこなさないとならない仕事ですから歩き方もどこか急いでいますし、階段の上り下りもなかなか派手なんです。


おまけにせっかくの窓も階段側につけられている部分は意味をなしませんでした。開けたらちょうど上ってきた人たちと目が合う位置にあったので、カーテンを閉めっきりのまま使い道がなかったのです。
下の階のかたもやはり同じように、早乙女が仕事の都合で引っ越すまでの約一年間、カーテンを開けているところをみたことはとうとうありませんでした。


恥ずかしながら本当にこれらのことは、お部屋を見学にいったときに冷静であればすぐにわかることばかりですよね^^; 
当時の早乙女はどうして気がつかなかったんでしょう? しかもこの部屋、1000円も割高だったんです。
みなさんも良さげなお部屋をみつけても、舞い上がらずにしっかりとみましょうね。。


またエレベーターを利用する高層マンションなどの場合も、すぐ隣りのお部屋はそれなりに気をつけたほうがいいと思われます。
物件見学時に、エレベーターが上ってくる音や扉が閉まる音を確認してみるといいかもしれません。階段ほどではないにしてもなかにはひどい音をたてながら動くエレベーターも存在します。


もうひとつ注意点として、西方向の角部屋は紫外線で壁やコーキングが傷みやすいといった、雨漏りの原因になりうる弊害もあるということも忘れないでください。

こうしてあげてみると「角部屋もじつはいいことばかりじゃないんだな〜」なんて思うかもしれません。
しかしこうした問題のあるお部屋でも、「まあ仮住まいだし、一生住むわけじゃないから」と割り切れるのは賃貸ならではの魅力ではないでしょうか。 早乙女はそう思いながら暮らしていました。


一概に角部屋といっても建物によってさまざまな特徴があります。ここでは「階段側の角部屋」を例にだしましたが、 割高でも一考の価値は充分にある優れた角のお部屋もたくさんあります。
問題は本当にそれだけの賃料に見合う付加価値がそこにあるのかどうかということです。

一度借りたお部屋の家賃をさげてもらうのは、とても大変なことなのです。



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