実践!一人暮らし
あたる生活
>お部屋編>隣りはどんなひと?

隣人は選べない



アパートやマンションの集合住宅で暮らす以上騒音の問題から目をそらすわけにはいきません。音というのは一度気になりだすとだんだんと耐えがたいことに発展していく場合もあります。

となりの住人の物を移動する音だったり上の階の足音などありとあらゆる音が日常にあふれていますが、いわゆる「ごく普通の生活音」というのは不思議なことにあまり気にならないひとが多いようです。それは「まあお互い様だし、しょうがないな」と許容できているからだと思います。


ではテレビやステレオの騒音はどうでしょうか。自分は気を使ってちいさなボリュームで聴いているのに、となりから大音量で聞こえてくるとうるさくてたまらないと思いませんか?
同じように乱暴なドアの開け閉めや鳴り止まない目覚まし時計の音なんかもとても耳障りなものです。
「自分は迷惑にならないようなるべく静かに暮らしているのに、まったくとなりのやつときたら!」なんて腹ただしく思われるかもしれませんね^^;

なぜならこれらは防ごうとすれば防げるのにそれをしない悪意を感じる騒音だからです。
残念ながら周囲に気を配りながら生活をするという、とても基本的なことを軽んじている住人もいるのです。


時々お部屋を案内した際に「この部屋はとなりとの壁側に押入れがあるから防音効果は期待できますよね?」とたずねてくるお客さんもいらっしゃいますが、早乙女は「いいえ、建物がどんな構造をしていてもうるさいかたはやっぱりうるさいです(笑)」と答えています。
押入れや収納がとなりとの壁に面しているからといっても防音に関しては気休めにもならないということは経験上しっていました。

逆に木造の傾きそうな古いアパートでも、静かなひとは静かです。「だいじょうぶかな。ちゃんと生きてるよね・・・?」なんて心配になるくらい生活の気配が感じられない隣人もいるのです。

結局はそれぞれの日々の心がけに託すしかないのだろうと思います。


鉄骨鉄筋(SRC)>鉄筋(RC)>重量鉄骨>軽量鉄骨>木造・・・といういちおうの序列はありますが、防音性に関してそれに依存するのはやめたほうがいいです。くりかえしますが、うるさいひとはうるさいです。

ただなかには自分のそうした騒音が周囲に迷惑をかけているということをしらないだけのひともいます。そういう可能性があると感じたら、手紙などで注意を促してみるのも手です。うまくいくと驚くほど優良な住人に変身します(笑)

でも決して高圧的な物言いや乱暴な言葉遣いで書かないでください。場合によってはもっとひどいトラブルに発展してしまいます。
コツはていねいな文字で物腰低く「・・・な状態で困っているのです」というふうに事情を説明することです。その紙を相手のドアにはさんでおくといいでしょう。

そんな他意のない、自分が迷惑をかけていたことをしらなかっただけの住人以外の、上記で述べた悪意ある騒音の主もこれで改善してくれる場合もあります。やはり手紙はていねいにお願いしたものを書きます。


自分でそういうことをするのがいやでしたら不動産屋に頼むという方法もありますが、ただやってくれることはあまり変わりません。警察もドアをたたいてとりあえず注意するだけです。騒音の問題はそれほど責任が不確かであるといえるのかもしれません。
「気をつけます」というひとを追い出すのは至難です。


実際に入居して暮らすまで、おなじアパートにどんなひとが住んでいるのかわかりません。個人情報でもあり、不動産屋が教えることもできないのです。
どうしても心配なら直接アパートに住んでいるひとにきいてみるという方法はあります。

「今度○○号室を借りようと思っているのですが、いままで騒音などのトラブルはありませんでしたか?」

勇気をだしてたずねてみましょう。
なかにはよくしゃべってくれる入居者もいるものです。その内容がマユツバなことも間々ありますが(;´`)


関連 音を受け容れる



                                 前へ メニュー 次へ




実践!一人暮らし-あたる生活



上に戻る